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KlaviyoとCRM PLUS on LINEの連携を説明する記事のサムネイル

KlaviyoとCRM PLUS on LINEの連携|
LINE配信の概要と使い道

2026年10月7日、LINE連携アプリ「CRM PLUS on LINE」が、Klaviyoからのメッセージ配信に対応しました。Klaviyoで設定した顧客の行動や条件をきっかけに、LINEでメッセージを送れるようになる連携です。

これまでもKlaviyoとLINEをつなげられるツールはありましたが、設定がかなり複雑で、Shopifyの運用担当者の方が手こずる場面も多かったのではないかと思います。私自身、別のLINE連携アプリでKlaviyoと連携したときは、LIFFの設定をしたり、LINE Developersの画面を何度も行き来したりする必要がありました。

CRM PLUS on LINEをすでに導入していて、初期設定が済んでいるストアであれば、Klaviyo側の設定だけで連携できます。連携のための費用も別途かかりません。かなり使いやすくなったと感じています。

この記事では、連携の概要、設定の流れ、実際にデモサイトで設定してみた感想、費用の考え方、使い道の例を整理します。

KlaviyoとShopify Messagingの違いを整理した記事のサムネイル

1. 今回の連携でできるようになったこと

公式発表(出典は下記)によると、CRM PLUS on LINEはKlaviyoの「Flow」を起点としたLINEメッセージの配信に対応しました。Klaviyoで設定したユーザーの行動や条件に応じて、メールやSMSなどKlaviyo標準のチャネルに加えて、LINEを組み合わせた配信ができます。

連携でできること

  • Klaviyoで設定した行動や条件をきっかけに、LINEメッセージを自動で配信する
  • メールを開封していないお客様に、LINEでフォローアップする
  • Flex Messageで、見た目を整えたメッセージを送る
  • 開封率・クリック率などの統計情報を確認する

背景には、メール・SMS・LINEなど複数のチャネルを使い分けたいというニーズがあり、導入企業から「KlaviyoのFlowにLINE配信を組み込みたい」という要望が寄せられていたとのことです。

出典:CRM PLUS on LINE リリースノート(2026年10月7日)、PR TIMES プレスリリース(2026年10月7日)


2. 設定の流れ(概要)

設定は、KlaviyoのFlowにWebhookアクションを追加し、CRM PLUS on LINEの管理画面で発行されるエンドポイントURLと認証情報を入力する形です。公式マニュアルでは、次の5段階で案内されています。

1
KlaviyoでFlowを作成する

LINEを組み合わせたい配信のきっかけ(行動や条件)を決めて、Flowを作ります。

2
FlowにWebhookアクションを追加する

CRM PLUS on LINEの管理画面で発行された情報を設定します。

3
LINEメッセージの内容を設定する

Flex Messageと、代替テキストを設定します。

4
設定内容を確認する

入力した内容に誤りがないかを確かめます。

5
Flowを公開する

公開すると、条件に合ったお客様へ配信されます。

▼KlaviyoのFlowで、Webhookアクションを設定する画面
(エンドポイントURLと認証情報は伏せています)

KlaviyoのFlowにWebhookアクションを追加し、CRM PLUS on LINEのエンドポイントURLと認証情報、JSON本文を設定する画面

注意:設定前に確認したいこと

  • Klaviyoのアカウントで、二段階認証の設定が必要です
  • CRM PLUS on LINEのアプリがインストール済みである必要があります
  • ユニット名は、30文字以内の半角英数字で設定します
  • エンドポイントURLと認証ヘッダーは、正確に入力する必要があります

具体的な操作手順は、公式マニュアルの Klaviyo連携の設定ページ で確認できます。


3. 実際に設定してみて

デモサイトでKlaviyoとCRM PLUS on LINEの連携を設定してみたところ、びっくりするほど簡単に連携できました。

以前に別のLINE連携アプリでKlaviyoと連携したときは、LIFFを設定したり、LINE Developersを開いて何度も設定を行き来したりと、かなり大変でした。今回は、CRM PLUS on LINEの管理画面で発行される情報をKlaviyoのWebhookアクションに設定する流れで、設定の行き来に悩む場面はありませんでした。

CRM PLUS on LINEの管理画面では、「設定」の中に「Klaviyo連携」の項目が加わっていて、ここから設定に進めます。

▼CRM PLUS on LINEの管理画面。「設定」に「Klaviyo連携」の項目があります

CRM PLUS on LINEの設定画面。Klaviyo連携の項目に、KlaviyoのFlowからLINEのFlex Messageを配信できると表示されている

ただし、この簡単さは、CRM PLUS on LINEの導入と初期設定がすでに済んでいることが前提です。LINE公式アカウントとの接続などは、連携の前に終わらせておく必要があります。


4. 費用と利用条件

この連携のために、追加で必要になる費用はありません。

利用条件の目安

  • Shopifyのプランが、ベーシックプラン以上であること
  • CRM PLUS on LINEは、無料プランから利用できること
  • 連携のための追加費用は、かからないこと

Klaviyoを使っているストアは多く、すでにFlowを運用している場合は、その延長でLINE配信を加えられます。LINEとの連携のために別のツールを契約する必要がないのは、運用面でも大きな違いだと思います。

注意:連携とは別にかかる費用

Klaviyo自体の料金はKlaviyoのプランに、LINE公式アカウントのメッセージ通数の料金は、ご契約のLINE公式アカウントのプランに従います。配信量が増えるほど、それぞれの側で費用が変わる場合があります。


5. 使い道の例

新機能として発表されたばかりのため、ここで挙げるのは支援事例ではなく、活用のイメージです。ストアの商品やお客様の行動によって、向いている使い方は変わります。

メールを開封しなかったお客様へのLINEフォロー

公式発表でも例として挙げられている使い方です。Flowでメールを送り、一定期間たっても開封されなかったお客様にだけ、LINEで同じ内容を届けます。メールだけでは届きにくいお客様への、2回目の接点になります。

顧客の行動に応じた自動配信

商品の閲覧、カートへの追加、購入といった行動をきっかけに、LINEで案内を送る設計です。購入後のフォローや、次回購入への案内など、Klaviyoのデータを使って配信のタイミングを組み立てられます。

メールとLINEを組み合わせたシナリオ配信

たとえば、購入直後はメールで詳しい案内を送り、数日後にLINEで短いメッセージを届ける、といった組み合わせです。どのチャネルに何を任せるかを決めておくと、同じ内容が重なって届くことも避けられます。メール側の設計については、こちらの記事でも整理しています。

Klaviyoのメール設計が日本でも通用するかを整理した記事のサムネイル

Flex Messageによる見せ方の工夫

LINEの配信にはFlex Messageが使えるため、画像やボタンを組み合わせて、ストアの雰囲気に合わせたデザインにできます。テキストだけの配信より、デザインの自由度が高いのが特長です。


6. 設計の前に決めておきたいこと

設定そのものは簡単になりましたが、どのお客様に、どのタイミングで、どのチャネルから送るかは、ストアごとに考える必要があります。設定を始める前に、次の点を整理しておくと進めやすくなります。

1
メールとLINEの役割分担

どの場面をメールに、どの場面をLINEに任せるかを決めます。

2
LINEで届けられるお客様の範囲

LINEで送れるのは、LINEの友だちになっているお客様です。メールの配信対象のうち、LINEでも届けられる方がどのくらいいるかを把握しておきます。

3
配信頻度と内容の重なり

メールとLINEで同じ案内が続けて届かないように、タイミングを調整します。

4
Flex Messageの見せ方と、効果の見方

どんなデザインで届けるか、開封率・クリック率をどう振り返るかを決めておきます。

「どの場面でLINEを使えばよいか分からない」「メールとの役割分担が不安」という場合は、現状の整理からサポートします。


7. よくある質問(FAQ)

Q1: CRM PLUS on LINEの無料プランでも、Klaviyo連携は使えますか?

A: はい、アプリは無料プランから利用でき、連携のための追加費用もかかりません。Shopifyのプランはベーシックプラン以上が目安です。最新の条件はアプリの公式ページでご確認ください。

Q2: Klaviyoの利用料金は、連携とは別にかかりますか?

A: はい、Klaviyo自体の料金は、ご契約中のKlaviyoのプランに従います。LINE公式アカウント側のメッセージ通数の料金体系も、連携とは別にご契約のプランに応じて決まります。

Q3: 設定にLINE Developersでの操作は必要ですか?

A: 公式マニュアルに示されている設定の流れは、Flowの作成、Webhookアクションの追加、LINEメッセージの設定、確認、公開の5段階で、LINE Developersでの設定は含まれていません。事前にCRM PLUS on LINEの導入と初期設定が済んでいることが前提です。

Q4: どのようなメッセージをLINEで送れますか?

A: 主にFlex Messageを配信します。画像やボタンを組み合わせたデザイン性のあるメッセージが作れ、代替テキストとあわせて設定します。

Q5: メール配信と組み合わせて使えますか?

A: はい、メールやSMSなどKlaviyo標準のチャネルに加えてLINEを組み合わせたFlowを設計できます。たとえばメールを開封しなかったお客様に、LINEでフォローするといった使い方が想定されています。


8. まとめ

KlaviyoとCRM PLUS on LINEの連携によって、Klaviyoで組んだFlowからLINEメッセージを配信できるようになりました。CRM PLUS on LINEを導入済みのストアなら、設定も費用面も取り入れやすい連携です。

この記事のポイント

  • 2026年10月7日から、KlaviyoのFlowを起点にLINEメッセージを配信できる
  • 設定は、Webhookアクションに管理画面で発行された情報を入れる形で、CRM PLUS on LINEの初期設定が済んでいれば取り組みやすい
  • Shopifyのベーシックプラン以上で、アプリは無料プランから使え、連携のための追加費用はかからない
  • Klaviyo自体とLINE公式アカウントの料金は、それぞれのプランに従う
  • メールとLINEの役割分担は、ストアごとに設計が必要になる

新しく使える選択肢が増えた段階です。まずはメールの未開封者へのフォローなど、小さな範囲から試してみるのも一つの方法だと思います。

日本のストアがKlaviyo導入前に確認したい5つのことを整理した記事のサムネイル

KlaviyoとLINEの配信設計についてお悩みはありませんか?

この記事でKlaviyoとCRM PLUS on LINEの連携についてはご理解いただけたかと思います。

しかし、「自分のストアではどの場面でLINEを使えばよいのか」「メールとの使い分けをどう決めればよいのか」「配信の設計を相談しながら進めたい」といった疑問も残っているかもしれません。

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  • 「Klaviyoを使っているが、LINEをどう組み合わせればよいか分からない」
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