タブ型リッチメニューの比較:
LINE公式・Lステップ・
CRM PLUS on LINEの違い
LINE公式アカウントを運用する中で、「もっと多くの情報を整理して伝えたい」「メニューをタブで切り替えられるようにしたい」と考えたことはありませんか?
トーク画面の下部に固定表示されるリッチメニューは、サイトへの誘導やクーポン利用を促す重要な接点です。しかし、LINE公式アカウントの標準機能だけでは、タブ切り替えの実装はできません。
本記事では、タブ型リッチメニューを実現するための代表的なツールである「CRM PLUS on LINE」と「Lステップ」の違いを中心に、各サービスでできることを比較・解説します。
あわせて読みたい:Shopify LINE連携の「ID連携」と「友だち追加」の違い
リッチメニューの出し分けに欠かせない「ID連携」の基本についてはこちらで解説しています。
1. リッチメニュー機能の基本比較
まず、LINE公式アカウントの標準機能と、外部ツールである「CRM PLUS on LINE」「Lステップ」で、リッチメニューにどのような差があるのかを確認しましょう。
| 項目 | LINE公式アカウント | CRM PLUS on LINE | Lステップ |
|---|---|---|---|
| タブ切り替え | 不可 | 可能 / 最大3タブ | 可能 / 複数 |
| ユーザー別の出し分け | 不可(期間のみ) | 可能(Shopifyデータ連動) | 可能(属性・タグ連動) |
| 最大ボタン数 (1画面) |
最大6個 |
最大6個 |
最大20個 |
2. LINE公式アカウント(標準機能)
LINE公式アカウントの管理画面(LINE Official Account Manager)から設定できるリッチメニューは、非常にシンプルです。
- 一度に表示できるメニューは1枚のみ
- すべての友だちに同じメニューが表示される(※期間指定による切り替えは可能)
- テンプレートで決まった分割数(最大6分割)しか選べない
情報を詰め込みすぎると、一つ一つのボタンが小さくなり、押しづらくなってしまいます。これを解決するのが「タブ型」という選択肢です。
▼LINE公式アカウントの標準リッチメニュー設定画面
3. Lステップの特徴とタブ機能
LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張する「Lステップ」は、そのカスタマイズ性の高さが特徴です。ただしShopifyと直接な互換性がないため、データを参照にしたリッチメニューの運用ができない点に注意が必要です。
ボタン配置の自由度が高い
Lステップのリッチメニューは、テンプレートに縛られず、画像内のどの範囲をボタンにするかをピクセル単位で指定できます。最大20個のアクションを1枚のメニューに配置することも可能です。
アクションに連動した切り替え
「ボタンを押したら別のメニューに切り替える」といった挙動が設定できます。例えば、商品カテゴリーボタンを押すと、そのカテゴリー専用のメニューが表示されるといった、カタログのような使い方もできます。
プランに関する注意
Lステップでタブ型リッチメニューや出し分け機能を利用するには、基本的に「スタンダードプラン」(月額21,780円〜)以上の契約が必要です。また、Shopifyの顧客データとリアルタイムに連携するには別途API連携などの設定が必要になる場合があります。
4. CRM PLUS on LINEの特徴とタブ機能
Shopifyストアでの利用に特化した「CRM PLUS on LINE」は、Shopifyの顧客データと連携した高度なリッチメニュー運用を得意としています。
▼CRM PLUS on LINEでのタブ型リッチメニュー設定画面
*タブの数を選択できます。
Shopifyデータに基づいた自動切り替え
「購入回数」「会員ランク」「ID連携の有無」など、Shopify上のデータ(顧客タグなど)をトリガーに、表示するメニューを自動で切り替えられます。
▼タブ型リッチメニューの設定例
*今回の設定では、Shopify顧客データを利用してLINE連携者のみに表示しています。
*タブの数は2つにして、【メインメニュー】と【キャンペーン】を切替可能に

Webhook不要で他社ツールと併用可能
CRM PLUS on LINEの特徴の一つは、LINEの「Webhook」設定を占有しない点です。これにより、リッチメニューの管理だけをCRM PLUSで行い、メッセージ配信には別のツールを使い続けるといった柔軟な運用が可能です。
Freeプランから利用可能
CRM PLUS on LINEでは、Freeプラン(月額$0)からタブ型リッチメニューの作成が可能です。Shopifyのベーシックプランをお使いのオーナー様でも、コストを抑えて導入できます。
5. CRM PLUS on LINE vs Lステップ 比較表
タブ型リッチメニューを検討する際、Shopifyオーナー様が特に気になる「運用面」の差をまとめました。
| 比較項目 | CRM PLUS on LINE | Lステップ |
|---|---|---|
| 主な強み | Shopify顧客データとの深い連携 | メニューレイアウトの自由度 |
| タブ作成の難易度 | 管理画面で直感的に作成可能 | 自由度が高い分、設定工数は多め |
| タブ機能が使えるプラン | Freeプラン(月額$0)から利用可 | スタンダードプラン(月額21,780円〜)以上 |
| Shopify連携 | 標準機能としてスムーズに連携 | 外部連携機能(有料)等の検討が必要 |
| 他ツールとの併用 | Webhook不要のため併用しやすい | Webhookを占有するため併用に制限あり |
6. よくある質問(FAQ)
Q1: LINE公式アカウントの標準機能でタブ切り替えはできますか?
A: いいえ、LINE公式アカウントの標準機能(管理画面)だけではタブ切り替え機能は提供されていません。外部ツールの導入が必要です。
Q2: CRM PLUS on LINEでタブ型リッチメニューを使うための料金は?
A: CRM PLUS on LINEでは、Freeプラン(月額$0)からタブ型リッチメニューの作成・運用が可能です。Shopifyのベーシックプランから利用できるため、小規模なストアでも導入しやすいのが特徴です。
Q3: Lステップでタブ型リッチメニューを使う際の注意点は?
A: Lステップでタブ型リッチメニュー(リッチメニューの複数保持や出し分け)を本格的に利用するには、スタンダードプラン(月額21,780円〜)以上の契約が必要です。下位プランでは機能が制限される場合があるため、事前に確認をおすすめします。
Q4: タブ型にすると、メッセージ送信数は減りますか?
A: リッチメニュー自体の表示やタブの切り替えにメッセージ配信数は消費されません。情報をリッチメニューに整理して置くことで、一斉配信の頻度を抑えつつ情報を届けることが期待できます。
Q5: 画像は自分で用意する必要がありますか?
A: はい、各タブの背景画像などはご自身で作成いただく必要があります。各アプリの推奨サイズに合わせて、Canvaなどのデザインツールを利用して作成するのが一般的です。
7. まとめ
タブ型リッチメニューは、限られたLINEのトーク画面で、お客様に情報を整理して届けるための有効な手段です。
ツール選びのポイント
- CRM PLUS on LINE:Shopifyのデータを活かして、購入者に合わせたメニューを「手軽に」「低コストで」始めたいストア向け
- Lステップ:ボタン配置を細かくこだわり、LINE内での体験を作り込みたいストア向け
あなたのストアの成長フェーズや、解決したい課題に合わせてツールを選びましょう。
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アプリストア:CRM PLUS on LINE
ShopifyとLINEを連携し、ID連携やセグメント配信、タブ型リッチメニューを実現するアプリです。
タブ型リッチメニューの導入についてお悩みはありませんか?
この記事で、LINE公式アカウント、CRM PLUS on LINE、Lステップそれぞれの特徴やタブ機能の違いはご理解いただけたかと思います。
しかし、「自分のストアにはどちらのツールが合っているのか?」「Shopifyのタグをどうメニューの出し分けに活用すればいいのか?」といった疑問も残っているかもしれません。
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