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LINE連携アプリとLINE公式アカウントの違いを比較したインフォグラフィック

「CRM PLUS on LINE」とは?LINE公式アカウントとの違いを徹底比較

「LINE公式アカウントだけでもメッセージは送れるのに、なぜShopifyのLINE連携アプリが必要なの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。

結論から言うと、「CRM PLUS on LINE」はShopifyの顧客データとLINEを連携させ、LINE公式アカウント単体では実現できない、一人ひとりに合わせた高度なマーケティングを可能にするアプリです。

この記事では、「CRM PLUS on LINE」とLINE公式アカウントの具体的な違いを比較し、なぜこのアプリがShopifyストアの売上向上に不可欠なのかを分かりやすく解説します。

目次

  1. 機能比較:「CRM PLUS on LINE」 Freeプラン vs LINE公式アカウント
  2. CRM PLUS on LINEが優れている3つのポイント
  3. 結論:Shopify連携でLINE活用の効果を最大化しよう

1. 機能比較:「CRM PLUS on LINE」 Freeプラン vs LINE公式アカウント

「CRM PLUS on LINE」のFreeプランで提供される機能の多くは、「Shopifyの顧客データ」と「LINEのユーザーID」を紐付ける(ID連携する)ことで、LINE公式アカウント単体ではできない高度な施策を実現します。以下の表で、主要な機能を比較してみましょう。

分野 機能名 「CRM PLUS on LINE」(Shopify連携によって実現) LINE公式アカウント
での実現可否
ID連携/顧客管理 サンクスページでのID連携促進 購入完了後のページにLINE連携ボタンとメリット訴求ブロックを追加し、購入客のID連携を促します ✕ 不可 (Shopify上の顧客情報とLINE IDの紐付け(ID連携)は外部ツール利用が必要)
マイページでのID連携促進 会員登録済みのユーザーがログインするマイページにLINE連携ボタンを設置します ✕ 不可 (上記と同様)
LINE連携者リストの確認 Shopifyの顧客管理画面で「line」タグで絞り込むことで、ID連携済みユーザーの氏名や人数をリアルタイムに確認できます ✕ 不可 (Shopify側の顧客情報と紐付かない)
ダッシュボード機能 ID連携ユーザー数の推移や、配信経由の売上・コンバージョン率などの成果レポートをアプリ管理画面で確認できます ✕ 不可 (Shopifyの売上データを元にした計測はできない)
メッセージ配信 顧客データでのセグメント配信 Shopifyの顧客タグ(購入回数、誕生日など)やお客様セグメントを使って、ID連携者に向けたメッセージの出し分けができます △ 一部可能 (LINEが保有する属性データやオーディエンス機能のみで、Shopifyの購買データは利用できない)
チェックアウトリマインド チェックアウト画面まで進んで離脱したID連携済みのお客様に、リマインドLINEを自動配信できます ✕ 不可 (API利用が必要であり、Shopifyの離脱情報とLINE IDの紐付けが必要)
Flex Messageの配信 HTMLに近い感覚でレイアウトを自由にカスタマイズできる、視覚的に魅力的なメッセージを配信できます ✕ 不可 (LINE公式アカウントの管理画面からは送れず、APIでのみ配信可能)
発送・ID連携トリガーのステップ配信 商品の発送完了やID連携完了を起点にして、段階的なメッセージ配信を自動化できます △ 一部可能 (LINE公式アカウントのステップ配信は「友だち追加」が起点となる)
リッチメニュー タブ型リッチメニューの作成 複数のメニューをタブ形式で切り替えて表示し、限られたスペースを有効活用できます △ 一部可能 (Messaging APIの利用が必要だが、CRM PLUS on LINEではWebhook URL不要で併用可能)
特定ユーザーへのリッチメニュー自動切り替え LINEのID連携完了などをトリガーに、ユーザーのステータスに合わせてリッチメニューを自動で出し分けられます ✕ 不可 (ID連携や顧客データに基づいた自動切り替えには外部ツールが必要)
チャットサポート チャットでのカスタマーサポート ID連携済みのユーザーからの問い合わせに対して、Shopifyの会員IDを特定した状態でチャット対応が可能です △ 一部可能 (LINE公式アカウントのチャット機能はあるが、Shopify会員IDとの紐付けはできない)
その他 Shopify Flowを利用したLINE配信の自動化 Shopify Flowアプリと連携し、より柔軟な条件でのLINE配信自動化が可能です ✕ 不可 (Shopify FlowはShopifyの機能であり、外部アプリとの連携が必要)

2. CRM PLUS on LINEが優れている3つのポイント

上記の比較表からわかるように、「CRM PLUS on LINE」はShopifyと連携することで、LINE公式アカウントの機能を大幅に拡張します。特に優れている点を3つに絞って解説します。

1. ID連携による「誰に送るか」の精度向上

LINE公式アカウントでも属性(性別、地域など)での絞り込みはできますが、CRM PLUS on LINEを使えば、Shopifyに蓄積された購入回数、購入商品、会員タグなどの詳細な購買データに基づいたセグメント配信が可能です。これにより、「初回購入者限定のクーポン」や「特定商品を購入した人へのおすすめ」といった、よりパーソナライズされたメッセージを送ることができます。

2. API連携による「デザイン」と「自動化」の拡張

CRM PLUS on LINEはAPI連携を前提に作られているため、LINE公式アカウントの管理画面だけではできない、高度な機能を手軽に利用できます。

  • Flex Message(デザイン性の向上)
    HTMLのように自由にレイアウトを組める「Flex Message」を、Freeプランから簡単に配信できます。画像やボタンを組み合わせたリッチなメッセージで、視覚的に商品の魅力を伝えられます。
  • チェックアウトリマインド(離脱対策の自動化)
    決済画面まで進んで離脱したお客様を自動で検知し、リマインドのLINEを送信できます。メールよりも開封率の高いLINEでアプローチすることで、購入の後押しが期待できます。
  • ID連携/発送トリガーのステップ配信(顧客体験の自動化)
    「友だち追加」時だけでなく、「ID連携完了時」や「商品発送時」を起点としたステップ配信が可能です。「ID連携のお礼にクーポンを送る」「発送完了の通知を送る」など、顧客の行動に合わせた丁寧なフォローを自動化できます。

3. ID連携者からの問い合わせ対応の効率化

ID連携済みのお客様からLINEで問い合わせがあった際、Shopifyの顧客情報と紐付いた状態でチャット対応ができます。「どのお客様からの問い合わせか」を即座に特定し、購入履歴などを確認しながら迅速で正確なサポートを提供できるため、顧客満足度の向上に繋がります。


3. 結論:Shopify連携でLINE活用の効果を最大化しよう

LINE公式アカウントは、幅広い友だちへの一斉配信や基本的なコミュニケーションには十分なツールです。しかし、Shopifyストアの売上を継続的に伸ばしていくためには、お客様一人ひとりの購買行動に合わせた、よりきめ細やかなアプローチが不可欠です。

「CRM PLUS on LINE」は、まさにその「かゆいところに手が届く」機能を提供します。まずは無料プランからでも、ID連携の基盤を整え、チェックアウトリマインドのような費用対効果の高い施策を試すことができます。ShopifyとLINEの連携を強化し、お客様との関係を深める一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。


次のステップへ:「CRM PLUS on LINE」の導入効果を、あなたのストアで最大化しませんか?

この記事で、「CRM PLUS on LINE」がLINE公式アカウント単体より強力な理由をご理解いただけたかと思います。
「でも、自分のストアの顧客層に合ったメッセージは?」「どの機能から使えば費用対効果が高い?」といった、より具体的な導入計画に悩んでいませんか?

ShopifyのLINE連携を専門とする私が、中小企業・個人ストアオーナー様を対象とした無料の個別相談会を実施しています。
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